アイドルヲタクは奇妙な生き物です。
「一般人」には理解できない行動をとることがあります。
ハロヲタの私には日常のエピソードを紹介します。
こぶしファクトリー ミニライブに参戦したとき
現場:こぶしファクトリー 3/28発売 5thシングル発売記念ミニライブ&握手会
日程:2018年2月25日(日) 14:00~
場所:札幌・ノルベサ 3F イベントスペース
イベント帰りに・・・
・1部のライブのみ見て帰ろうとした時
・会場から出るためエスカレータに向かおうとしたら前からメンバーが歩いてきた!
・この状況で引き返すのも不自然なので「一般人」のふりしてメンバーとすれ違った
この時は冷や汗をかきました。
ヲタクの習性
イベント自体は無料でしたが、こぶしファクトリーを見るために時間とお金をかけて遠征してきたわけです。
アイドルの追っかけをしているわけです。
でもイベントが終わればメンバーには触れてはいけない。
ヲタクをやっていれば自然と身に付く習性。
長いハロプロの歴史で色々なことがあり、出来上がった不文律ともいえるでしょうか。
アイドルという商売とプライベートの境界
アイドルとヲタクが「繋がる」という問題は各所であります。
ヲタクもアイドル本人も、アイドルという仕事・商売とプライベートの区別がつかなくなって「繋がる」ということが起きるのだと思います。
アイドルがアイドルであるため、ヲタクがヲタクであるためには「距離」が必要です。
「距離」があるからビジネスとして洗練されています。
ビジネスパーソンでこれほどストイックに仕事とプライベートの「距離」を設定している人はどれだけいるでしょうか。
たいていの会社員は他人のプライベートに踏み込み過ぎなのが現実です。
いろいろ背負って生きている、これがヲタク人生
アイドルとヲタクという奇妙な関係。
その間にある、ちょっぴりセンチメンタルな「距離」。
手が届かないのがちょうどいい。
「見てるだけしかできないけど」「見てるだけで伝わる」
だからアイドルの追っかけは成り立つのです。
アイドルヲタクの曲といえばハロヲタでラッパーの宇多丸さんのこれ。
推しがいる人ならこの切なさが分かるはず。