特別お題「わたしの推し」
モーニング娘。がメディアを席巻していた時代、いわゆる「黄金期」。
当時小学生の私はテレビに出まくっていたモーニング娘。を下品だと思っていた。
アイドルらしからぬ粗暴な言葉遣い、金髪のメンバーがいる等。
不良っぽく疎ましい存在だった。
ところがある日、些細なきっかけで私はハロヲタになった。
- 高橋愛さんがきっかけでハロヲタに
- 当時のヲタ活はテレビのみ
- インターネットを手に入れてヲタ活が加速
- DD気味な研ヲタに
- 遂にデビュー
- 現場の楽しさを実感
- 夢が現実に
- 道外に飛び出す
- 研修生ユニットからオチャノーマ
高橋愛さんがきっかけでハロヲタに
偶然見たテレビ番組の番宣に高橋愛さんが少しだけ映っているのを見て、
「あれっ、いつの間にかカワイイ子入ってる」
モーニング娘。のメンバーの顔と名前が一致しなかった当時、その人が「高橋愛」というのも知らず。
そしてこの瞬間、自分でも気づかぬうちにハロヲタ人生が始まったのである。
当時のヲタ活はテレビのみ
その後ヲタ活を開始するが、当時の私の情報源はテレビのみ。
深夜番組(北海道では)の「ハロモニ。」(テレビ東京)をビデオに予約録画して見るという活動を始める。
「えっ、こんなカワイイ子存在するの?」
と甚く感動してベリにハマる。
インターネットを手に入れてヲタ活が加速
2007年の日本レコード大賞で℃-ute(キュート)が最優秀新人賞を受賞したニュースを見て℃-uteにハマる。
「これからはベリキューの時代だ!」と意気込んでいたが、その後のメンバー脱退による失速によりハロプロエッグ(後のハロプロ研修生)にシフト。
ハロプロエッグ出身の真野恵里菜さんのソロデビューを聞いたときは「大丈夫か?」と心配だった。
宮本佳林(Juice=Juice元メンバー)さんがハロプロエッグに加入し、お披露目でいきなり会場を煽ってきて「この子はただ者じゃないぞ」と思った。
ハロプロエッグから待ちに待った新グループ、スマイレージの結成が発表され、メンバーの人選(和田彩花・前田憂佳・福田花音・小川紗季)を知って「この4人で間違いない」と確信した。
その後の相次ぐ不祥事とメンバー脱退によりスマイレージは見るのをやめ、ハロプロエッグに戻る。
当時はyoutubeにハロプロ公式ができる前で「Dohhh UP!」という動画サイトで情報を得ていた。
DD気味な研ヲタに
DD(誰でも大好き)な研修生ヲタになる。
2013年から研修生黄金期が始まる。
・画期的な研修生初のオリジナル楽曲「彼女になりたいっ!!!」の発表
・世紀の大発明、黄色地に黒文字の「研修生名前Tシャツ」が公式グッズとして販売
・テレビ番組「ハロプロ研修生のただ今研修中!」開始
・ゴールデンウィーク恒例となる「ハロプロ研修生 発表会2013 〜春の公開実力診断テスト〜」を開催
・その後もオリジナル楽曲の発表ラッシュで「研修生キテる!」と舞い上がった
歌唱診断順メンバーへの発表〜春の公開実力診断テスト〜
研修生から新ユニットJuice=Juiceが結成され「やっと来た」「随分待たされた」と思った。
その後Juice=Juiceメンバーの大塚愛菜さんが脱退すると聞いて「メジャーデビュー直前なのに・・・」と椅子から転げ落ちる。
遂にデビュー
ここまで全て在宅でのヲタ活。
2013年の夏のハロコンで、とうとう現場デビュー。
ハロヲタになって12年目の出来事だった。
道内で開催されるハロプロのライブに通うようになり、生きがいを得る。
現場の楽しさを実感
2015年1月、待望のハロプロ研修生内ユニットこぶしファクトリーが結成される。
メンバーは浜浦彩乃、田口夏実、小川麗奈、野村みな美、和田桜子、藤井梨央、広瀬彩海、井上玲音。
発表時は狂喜乱舞、飛び上がって喜んだ。
ただ、ユニット名を聞いたときは「ぽかーん」となった。
でもユニット名の由来を聞いて直ぐに納得、これがハロヲタの対応力。
この時の経験があるので、その後の「オチャノーマ」発表でも驚きは少なかった。
こぶしは最短メジャーデビュー、レコード大賞受賞など怒涛の勢いを見せる。
「こぶしファクトリー ライブツアー2015 ~The First Ring!~」の札幌公演ではまるで別人になったように楽しんだ。
それが2017年になると相次ぐメンバー脱退、しばらく放心状態になった。
夢が現実に
北海道の研ヲタとして「北海道で研修生発表会やってくれないかなー」と日々思っていたが、転機が訪れる。
ハロプロ研修生北海道(北研)の結成である。
まさか北海道に研修生ができるとは、自分の理想を上回る出来事だった。
でもどんな人が選ばれるのか不安もあった。
そして北研お披露目の2016/7/30(土)の札幌夏ハロ。
お披露目されるのは自分じゃないのに凄く緊張した。
メンバーは、
太田遥香、佐藤光、石栗奏美、河野みのり、北川亮、工藤由愛、山崎愛生の7名。
当時は太田さんが中学1年生で他6名は小学生だった・・・
「事務所本気出して来たあぁっぁぁぁぁ」
またも自分の理想を上回る出来事だった。
この日から北研ヲタとして充実したヲタクライフが始まる。
道外に飛び出す
北研の現場に通う日々。
ラジオ番組、オリジナル楽曲や専門学校での定期公演開始と順風満帆。
そして2017年には北研を見るため「研修生発表会2017 春の公開実力診断テスト」に参加。
初めての東京、中野サンプラザ、道外遠征だった。
初めて感激で泣いた現場でもあった。
2018年からは研修生発表会に行くための遠征は日常になる。
研修生ユニットからオチャノーマ
2019年にハロプロ研修生ユニットが結成され、過去最高の現場に出会った。
「なんか成仏できそうな気がする」
最近思うことである。
私も年をとり、気力、体力の衰えを感じる。
だから研修生ユニット改め、オチャノーマが最後の推しアイドルになるかもしれないと勝手に思ってる。
過去のユニットの失敗を繰り返すかもしれないという不安もある。
だがこの先に何があるのか見たいという好奇心の方が強い。
まだ物語の途中。
この続きにどんな未来があるのか。
できれば「世界がうらやむ」よい景色を見たい。